スッと立てるようになった!(パーキンソン病の女性)

パーキンソン病の女性、自宅でHAL
パーキンソン病を発症されたN様。
在宅でNeuro HALFIT 腰タイプでトレーニングを重ね、椅子からスッ!と立ち上がれるようになった。



スタッフ:「HALを知ったきっかけを教えてください」

 

N様:「主人の職場の方にこちら(CYBERDYNE)のスタッフの方が見えて、HALの説明会がありました。その時に主人がHALのことを知って、それがリハビリに使えるという話があったので、それで「やってみたらどうか」と勧めてくれたのがきっかけでした」

 

 

スタッフ:「ありがとうございます。その後インターネットとか見ました?」

 

N様:「見ました」

 

スタッフ:「何見てくれました?Youtubeとか結構ホームページとかも展開させていただいてるんですけど」

 

N様:「パソコンでホームページで見て、いろんな方の様子や、スタジオの様子とかを見させていただいて、それで、思い出したことがあって、昔デイサービスで仕事をしていたときに、利用者さんがだいぶ前なんですけど、歩けなくて車椅子の方が、そういうロボットができたから、今年の目標とか夢が「それをつけて歩きたい」と言ってました」

 

スタッフ:「えー!ちょっと感動しちゃう話」

 

N様:「それを私がつけるんだと思って、是非やってみたい」

 

スタッフ:「同じHALでしたよね?」

 

N様:「腰につけるようなもので、そしたら、歩けなかった人も歩けるレベルにロボットがしてくれるんだという説明があったので、多分HALのことだと思います」

 

スタッフ:「説明バッチリですね(笑) 自宅でやっていただいていて、腰のタイプを。今どれくらいですか?」

 

N様:「4ヶ月目です」

 

スタッフ:「今4ヶ月目でこちらの方に下肢タイプやりにきてくれた感じですよね。家にレンタルの腰タイプが届いた時はどのような心境だったんですか?」

 

N様:「届いたときは、大きめの箱だったので、「おー!」っていう感じでした。開けるまで何が入っているんだろうって感じでしたね。実際に腰タイプを見て、「これでどんな動きをするんだろう」って想像がつかなかったです」

 

スタッフ:「オンラインでレクチャーさせていただいてわかるようになった感じですよね」

 

N様:「実際つけたときは、「お〜」という感じでした。今まで自分が「よいしょ」っていう感じで動くのにすごく時間がかかっていたことを「すーっと」立ち上がらせてくれたので、びっくりと感動しました」

 

スタッフ:「週にどれくらいやってらっしゃったんですか?」

 

N様:「最初の1,2ヶ月は週3日とかやってて、最近は週1,2回くらいになったんですけど、少し間が空いても身体の動きが以前の状態に戻らなくなったんです。始めた頃は間を空けずにやらなきゃって思っていたんですけど、逆にそれがプレッシャーになっていて。でも、今の状態が維持できて、日常生活でできることが増えてきたので、それがモチベーションになって「続けたいな」と」

 

スタッフ:「お身体の変化も教えてもらっていいですか?」

 

N様:「初めて付けて1回目やったときに、立ち上がりがすごくスムーズになったので、初回から効果を感じていたんですけど、やっぱり最初の方って時間が経つとまた元通りになったりして。それを繰り返しながら続けているうちに、立ち上がりが上手くいく回数が増えてきて、無意識のうちに「ふいっ」と立つ日が出てきたんです。」

 

スタッフ:「おー、すごい」

 

N様:「あと、洗い物をしているとき前は身体が傾いたりして、それを戻すのにも時間がかかっていたのが、今は少ないエネルギーでスッとそれができるようになって。気が付いたらお茶碗の出し入れを両手でできてたとか、バランスが無意識に取れるようになったことが増えて」

 

スタッフ:「いいですね!」

 

N様:「散歩をしているときも、周るのに30分近くかかっていた距離が、HALを始めて2ヶ月くらい経ってから歩いたら23分に短くなりました。そういう変化にびっくりして、楽しくなったのでもっと頑張ろうって気持ちになります」

 

スタッフ:「本当ですか!嬉しい」

 

N様:「散歩の途中に後ろ確認とかもできなかったんです。1回止まって、身体ごと後ろを向いて、車が来てないことを確認してまた歩き出すって感じだったのが、歩きながらひょいって振り向けるようになっていて。ちょっとしたことの変化が、すごい増えてきたなって」

 

スタッフ:「お話いただきながら動作もしてくださって、軽快に見えますね。安定してるし、今こうやって無意識のうちに再現できるってこともすごくいいと思います」

 

N様:「生活の動作がしやすくなってると感じていて、ズボンを履いたり靴下を履くのが楽になりました。前は椅子に座ったら背もたれに背中が倒れちゃってたのが、体幹が柔らかくなったおかげで胴体を丸められるようになったので、靴下に手が届くようになったんです。」

 

スタッフ:「すごい変化です」

 

N様:「床にも座れるようになって。前だったら、一回床にゴロンとひっくり返ってから、起きて座るという流れだったのが、今はしゃがんでから座り、そして立てるようになったので。子供に手を引っ張られたときにそのまま後ろに倒れちゃうことが多かったんですけど、ちょっとキープできるようになりました。少しバランスを崩しても戻れるようになったり」

 

スタッフ:「お子さんはおいくつですか?」

 

N様:「今6歳です。元気いっぱいの聞かん坊で(笑)」

 

スタッフ:「そうなんですね(笑)」

 

N様:「子どももちょっと障がいがあるので、サポートで入ってもらってる方がいるんですけど、HALを始めて2か月半くらい経った頃にふっと立ち上がったら、「あれっ!ママさん今普通に立ったよね!?」って言われて」

 

スタッフ:「そうなんですね!他の方がご変化に気づかれたんですね」

 

N様:「はい。「今普通に動いたよね!?」って、HALを始める前後を知ってる方から言ってもらえて」

 

スタッフ:「周りの方に指摘してもらえると、「やっぱりそうなんだ」って自分の中で感じられて、ちょっと嬉しいですよね」

 

N様:「また頑張ろうって思えます」

 

スタッフ:「自粛期間中にすごく上手くお時間使ってくださったなって印象です」

 

N様:「本当に家にいる時間が長かったので、どこかに出かけるとかではなく家でもできる気軽さも自分に合ってたというか良かったというか」

 

スタッフ:「ありがとうございます。ご自身の中でモチベーションを持ちながら、小さな変化にも気づいてくださって、チャレンジしていただけたということがすごく良かったと思います」

 

========== インタビュー終了 ==========

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